Espace Photo 22

2人の写真ブログ

juillet 2014

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ありのままのお台場定番写真。観光用絵葉書として採用されました。←嘘です!撮影日時は去年の10月です。なぜ掲出したかと言いますと、とにかく青空がこの通りに蒼かったのです。今は手元にないNIKONのD800です。

NIKON D800 + AF-S NIKKOR VR 16-35mm f / 4G 

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昨年10月に台場で撮影実習をおこなったときの写真(当時の写真は一部Nouveau Monologueにも載せた)。どう撮ってもありきたりになってしまう自由の女神を、なんとか違うイメージで撮りたいと、地面に這いつくばって、コスモス越しに狙ってみた。

NIKON D600 + AF-S NIKKOR VR 28-300mm f/3.5-5.6G

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以前に行った、東京スカイツリーの近くのカフェ。花屋も兼業していて、テーブルの上には気のきいた花が飾ってありました。室内の光でソフトな感じが気に入っています。通常LEICAはどのレンズも、特にオールドレンズは接写が得意ではありません。マクロとうたう特定のほんの少数のレンズだけです。PanasonicのLUMIX系コンデジを除いて、Made in Germanyで40cm程の接写が出来るのは、このX Varioと新しいTシリーズのレンズのみです。

LEICA X Vario (type107) Vario-Elmar F3.5-6.4/18-46mm (35mm換算28-70mm)

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しばらく忙しすぎて、まったく写真を撮りに出かけられないので、古い写真でお茶を濁しておこう。昨年の11月、横浜の山手西洋館へ行ったときのものである。当日は天気が悪く、屋外では被写体に限界があったので、屋内をたくさん撮ることにし、とある部屋になんの変哲もない丸椅子が並んでいるのを見て、日の当たり方が繊細なのでモノクロで写してみることにしたものである。カメラもまだD600のときだ。

NIKON D600 + AF-S NIKKOR VR 28-300mm f/3.5-5.6G

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SIGMA dp2 Quattroで、モノクロームバージョンを掲載します。解像度だけでなく、プラス、階調の自然さが話題になっているようです。RAWファイルからモノクロに変換しましたが、あまり加工していません。

SIGMA dp2 Quattro  30mm (45mm相当)  f / 2.8

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SIGMA dp2 Quattroです。自動設定の具合を見るために、あえてプログラムモード、WBオート、ISOオートとカメラまかせで撮ってみました。JPEGの画像のままです。輝度差の大きい絵にもそれなりに対応しています。おそらくRAW・絞り優先モードで撮ると、さらに調整可能かと思われます。フィルムカメラを意識しているとのことですが、けっこう色再現には効果が出ているようです。

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Foveonセンサーとローパスレスの結果を見るため、細かい模様のある建物を選んでみましたが、モアレなどは出ず、かなり理想的な解像力と思われます。空の青さも調整なしです。右側の木々も立体感が感じられます。レンズの性能の優秀さは、言を俟たないでしょう。ま、少し褒めすぎかも知れませんが、確かにコンパクトデジカメのレベルは超えているようです。

SIGMA dp2 Quattro 30mm (45mm相当)f / 2.8

 

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渋谷の定点撮影で、SIGMA dp2 Quattroの試し撮り。かなり雨が降っていましたが、プログラムモードで写し、JPEG撮って出し(レタッチ無し)です。噂に違わずとんでもない解像度のコンデジです。以下高解像度には興味が無い場合は、読む必要はありません。
このマシンの特徴はやはりFoveon X3イメージセンサーでしょう。世界広しと言えどこのセンサーを使っているのは恐らくこの機種のみ!(同じSIGMA のSD1がありますが)平準化され、どれも似たようなデジカメの世界で、外観だけでなく、これ程とんがったマシンは他にありません。それでも前のヴァージョンのMerrillを使っていた人は、Quattroになって、色被りはなくなったし、ホワイトバランスはまともになったし、心霊写真のような見えないものが写らなくなったし、レタッチソフトSIGMA PHOTO PROを使い倒す楽しみが減ったとか、フツーに写るのがつまらん!と議論百出。これでもかなり楽しみが減ったのだそうです。重箱の隅を突っつきますと前置きしている人がたくさんいて、これはこれでおもろいゾーンです。高画質とか、空気感・立体感がいいとか、抑え気味の色再現とか、硬質な物体の写り具合がいいとかまだ調べることが沢山あります。乞うご期待!

(追記 上の写真の一番上のブロック左の壁面と、下の写真の左下の柵に、拡大するとモアレが見られますが、同時に撮っていたRAWファイルを等倍以上にして見るとモアレは出ません。おそらくJPEG画像に変換する時に、圧縮率の問題から処理系に不具合があり、モアレが発生したものと思われます。)

SIGMA dp2 Quattro 30mm (45mm相当) f /2.8

 

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不動堂を東に出たところにある、勧学院(かんがくいん)。北条時宗が高野山内の学道修練の道場として、金剛三昧院内に建立。文保2年(1318)に現在地に移され、総本山金剛峯寺の管轄になりました。今でも非公開ながら重要な行事である勧学会が行われ、作法やしきたり、問答など学道修練を行っています。現在の建物は文化13年(1816)に再建。御本尊は大日如来が奉安されています。

空海の根本的な思想の一つに、真言密教の基本精神として現世受容の教えがあります。梅原猛も「空海の思想について」の中で何度も言及していますが、他の小乗・大乗仏教では、この世を穢土としてそこから逃れるために信仰、善行を積みながら来世を求めるのですが、最初から否定的な現世忌避の姿勢が基本になっています。修業を積むか、信仰厚く何度もお経を唱えることで解脱を願うわけです。密教ではまず現世に心の平安を求めます。今存在している自己がそのまま仏として、存在し得るのです。もちろん悪行を続けていてもと言う訳ではありませんが、仏を信じることに強迫観念など最初から求めないのです。奥が深いので簡単に納得出来ませんが、「即身成仏」の基本概念もその辺りにありそうです。

D4s + AF-S NIKKOR 24-70mm f / 2.8G ED 

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これも御廟橋の近くにある、御供所(ごくしょ)の門。御供所は、お大師様へお供えする毎日二回の生身供(しょうじんく)と言われるお食事を調理する場所です。僧侶三人でお食事を嘗試地蔵(あじみじぞう)に献げ、地蔵尊に味見して戴き、それから御廟へと運びます。
高野山では、弘法大師空海様は、未来永劫に迷える者、苦しむ者を救うために、即身仏として御入定され、今でも奥之院御廟から「生きたまま」私たちを見守っていて下さいます。

D4s + AF-S NIKKOR 24-70mm f / 2.8G ED 

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